義両親と同居を始めて、最初に発生した問題が【家事の分担】問題でした。
お互い、長年生活をしてきたことで培われてきた生活リズムやタイミングがあり、それらを踏まえたうえでの家事分担は簡単なものではありません。
だからといって、どちらか一方に負担をかけてしまうと、後々大問題になるのは目に見えています。
細かく決めすぎると窮屈だし、曖昧にするとそれはそれで・・・
そんな我が家では、これから紹介する方法で無事に解決の糸口を見つけることができ、気が付けば同居生活1年が経過しました。
平和に1年ですよ?すごいでしょ?w
同居中の家事分担はどうやって決めたの?
分担内容は?
もし分担をしてくれなかったら?
こんな悩みを持っている人は、この記事を是非参考にしてみて下さい。
【家事の分担をする前に】義両親・私の現状について
分担を行う前に、義両親と私の現状について把握しておかなければなりません。
- 体力的にどうだ?
- 時間に余裕はあるか?
- 家事分担についての思うことは?
これらをすり合わせておきましょう。
義両親(というよりは主に義母)が行っている家事
【THE昭和の男】である義父によって50年以上虐げられてきた義母。
子供3人を育てながら家事を完璧にこなすしかなかったようで、それは子供たちが巣立ち、義父が定年退職をしてからも続いています。
ようするに、義父自身は何もしないのに、義母が行う家事は妥協を許さないのです。
そんな息の詰まる状況に晒されている義母が、毎日こなす基本的な家事はこちら。
- 朝・昼のご飯づくり
- 2人分の洗濯~たたんで収納するまでの一連の行為
- 部屋の掃除
- 食材の買い出し
- ゴミ出し
妥協を許さない義父なので、義母が作った食事の味付けや品数については口うるさく文句を言っているようです。
私(在宅ワーカー)が行う家事
小学生の子供が2人いる私。
旦那は基本的に夜遅くに帰宅するため、在宅ワーク+ワンオペ育児+義両親のお世話をこなしています。
そんな私が毎日こなす基本的な家事はこちら。
- 朝・昼・夜のご飯づくり
- 子供2・旦那・私の洗濯~たたんで収納するまでの一連の行為
- 部屋・2つあるトイレの掃除
- 義母の愚痴の相手
- ゴミ出し
お風呂掃除は旦那に一任しております。
平和的に家事を分担した方法
基本的な話になりますが、家事を分担するのは当たり前のことです。
「嫁だからやって当たり前」「義両親は仕事していないんだからやってくれても・・」
などの言い訳は理由にはなりませんし、耳に入れる必要もありません!!
その考えを念頭に置いたところで、実際に私が行った【平和的に家事を分担した方法】をご紹介します。
手順①やらなければいけない家事を可視化した
ひとえに【家事】と言っても、人によっては
「シャンプーの詰め替えは家事ではない!」「ティッシュの補充は家事だろう!」
という感じで認識が違ってくるものです。
ということで、やらなければいけない【家事】を書き出して可視化してみました。
お互いの【家事】という認識の違いに驚かされますよ
可視化した家事は【一緒にやらざる得ない家事】【別々にやっても問題ない家事】とに分け、きっちりと分担させていただきました。
中には【共有している消耗品(洗濯洗剤やボディーソープなど)の補充】という、簡単に分担できそうにないものもありましたが、こちらは【気が付いた人がやる】という結論に至ってます。
わざわざ【気が付いた人がやる】と決めることに違和感はありましたが
あえて決めたおかげで【気が付いたからやらないと】という心情になるようです
ちなみに、義両親と私とで実際に認識が違ったものはこちら。
食事の準備→「作るのは当たり前だから家事ではない」と言われた
食材の買い出し→上記に同じ
義母の愚痴の相手→「ただの楽しいお喋りでしょ?」と言われた
同居嫁の私からすると【義母の愚痴相手になる】ということは立派な仕事の1つなのですが、一般的にはどうなんでしょう。
愚痴を聞いている間、在宅の仕事も家事もできずにいるのは事実なのですが・・。
手順②現状を把握させた
- 【子供2人の子育て中(ワンオペ)+在宅ワーカー+義両親との同居】という3つの草鞋を履きこなさなければいけない
- おかげで自分の為に使える時間がほとんどない
ということを、春巻きくらい厚みのあるオブラートに包んで義両親に伝えました。
ただ話すだけだと理解できないようだったので、ある週のスケジュールを紙に書き起こして見せることもしました。
画像のスケジュールを見ても分かるように、基本的に平日は【在宅の仕事&下校後の子供たちの用事】でいっぱいいっぱいであり、家事は隙間時間を見つけてやっている感じです。
仕事を定年退職&子育てが終わり時間を持て余している義両親には、現役世代である私たちの現状を把握させることが重要ですよ!
手順③実力行使に出た
【やらなければいけない家事を可視化】【現役世代の現状を把握】をしてもらいましたが、それでもやっぱり
「仕事とはいえ家に居るんだから、少しくらい家事はできるでしょ?」
「休憩の間だけ話(愚痴)を聞いてよ~」
という義両親からの静かなる圧力と実力行使は相当なものでした。
そちらがその気なら、こっちだって・・
ということで、唯一一緒に食卓を囲む夕食時間(我が家は18時)を大幅にオーバーさせることで、「時間に追われてる」感を表現してみました。
いつまで待っても夕食ができないうえに、子供たちの宿題確認や家事に追われてアタフタ(してる風に見せる)する私。
そんな私に対して「ご飯はまだか?」などと義両親も言いずらみたいで、何も言わなくても取り皿や箸の準備を率先して行うようになりました。
月に2~3回は準備することを忘れているのか、ただの怠慢でやらないことがあるので、そんな時は今でも【夕食時間大幅オーバータイム】を繰り出しています。
【家事の分担】細かく分担した後の我が家の日常
いろいろと細かく決めている我が家ですが、実際に生活してみると意外と普通に生活できています。
むしろ決まり事があるおかげで、必要以上にお互いの生活圏を侵害することも無く建設的に話し合いが出来ています。
最初の話し合いですべてが上手く分担できる訳ではないので、相手が義両親であっても【本音で話し合う】ということは出来るようになっておくことが大切です。
実際に家事分担に悩む同居嫁たちの体験談
最後に、Twitterで同居による家事分担に悩んでいるお嫁さんたちの体験談を集めてみました。
何かしらのヒントになれば幸いです。
まとめ
同居をするとなると心配事だらけなうえに悩みの種は尽きません。
そしてそれは、実際に同居を開始してからも永遠に続きます。
「同居はしたくない!」と言ったところで「はい、わかりました」と物わかりの良い返事ができる義両親は少数です。天然記念物です。
だからこそ、譲れないところの境界を遠慮することなく、はっきりとさせておきましょう!
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