同居を始めるとなった場合、こちらに来てもらうための準備や、今まで住んでいた家のその後についても考えなければなりません。
そこで今回は、あまり語られない両親世代の引っ越し費用や、その後の家の行方について、実際の経験を元にお話したいと思います。
引っ越し手順はどうすればいいの?
いくらくらいの費用が必要?
住まなくなった家はどうすればいい?
こんな悩みがある人は、是非とも参考にしてみて下さい。
【同居に向けて】引っ越しまでの手順
実際の流れを簡単に書き出すと・・・。
- 義両親が現地で引っ越し業者と契約・荷物詰め込み完了
- 翌日の早朝、義両親こちらに向けて出発
- 義両親・引っ越し業者到着
- 家族総出で荷下ろし・荷ほどき作業
という感じになります。
引っ越し作業が全て終わるのに、2日間丸々かかりました
ちなみに義両親の家から我が家までは約250㎞も離れており、高速を使っても2時間半は余裕でかかる距離にあります。
そのため、荷物の梱包や出発準備を手伝うことはできませんでした。
そして義両親は2人とも75歳オーバーの老体。
こうなると考えられる解決策は、【持っていく荷物を厳選して梱包する量を限界まで減らす】しかありません。
義両親になんだかんだと言われましたが、結果的に引っ越し業者の単身パックに収まるほど荷物を減らせたので結果オーライでしょう。
義両親がこちらに来るときにかかった引っ越し費用
実際にかかった費用の内容はこちらです。
- 某引っ越し業者の単身パックを利用
- 段ボールはこちら側で準備
- 荷物詰め込みは午後便でお願いした
- 我が家に到着する時間の指定は無し
以上を踏まえたうえで、約3万円がかかっています。
他2社の引っ越し業者から見積もりを出してもらいましたが、平均して2万5千円~3万円前後かかるようでした
【同居に向けて】義両親の自宅を処分するまでの手順
無事に引っ越しを終えた後、残された懸念材料は、住まなくなった義両親の家の処分方法です。
先にも説明しましたが、義両親の家までは距離があるため定期的に行くことはできません。
そのため、誰も住んでいない家を放置し続けることになるのですが・・・
- 家の痛みが早い
- 固定資産税はかかる
- もしかしたら家事になる可能性も・・
などのデメリットが考えられるため、義両親の家は思い切って売却することしました。
義両親が行った売却までの手順はこちら
- 近所のお友達に欲しい物を持って行ってもらう
- 残された不用品は地元のシルバーさんに処分してもらう
- 業者に査定・仲介してもらう
ちなみですが、ありがたいことに義両親の家はすでに売却済です。
査定をしてもらってから半年以内に買い手が見つかりましたよ
義両親の家は限界集落にあるため、買い手が見つかるまでもっと時間がかかるかと思ったのですが・・
建物を定期的に修理して年数の割には綺麗な状態を保っていたのおかげで、早期に買い手が見つかったんだと思いますよ
とのこと。
「日頃の手入れって大切なんだな」と実感させられた言葉でした。
気になる売却価格ですが、さすがに教えてもらえませんでしたが・・土地単価約2万円だったみたいですよ。
義両親の自宅片付けにかかった費用
片付けにかかった費用は、シルバー人材センターに依頼した代金だけです。
- 地元の元気なお年寄りたちが作業してくれた
- 片付くまでに3日ほどかかった
ということを踏まえたうえで、約15万円がかかっています。
シルバー人材センターは各地域ごとに設置されているので、気になった人は「○○市 シルバー」と検索してみて下さい。
北海道版はこちらです↓
【番外編】ご近所さん・町内会への粗品
引っ越しする側が粗品?
と感じられるかもしれませんが、ようするに【長い間お世話になりました!お互いいつまでもお元気で!】って意味合いで配ってきたみたいです。
そしてこの粗品代がなんたって1番かかっている!!
- 仲良くしてくれたご近所さん×20件
- 町内会のメンバー×15件
合わせて35件もの家に、約1万円分の【昆布+果物+お金】を包んで置いてきたとのこと・・。
35まんえーん・・
これって集落特有の習わしなのでしょうか?
まとめ
引っ越しするにあたり義両親が払った金額は
必要経費 約18万円、挨拶代 35万円でした。
これが高いのか安いのか分かりませんが、誰かの参考になれば幸いです。
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